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初取得できないの 初取得できなかった御報告。 技能Lvとお悔やみの言葉など等。 更新状況 第一回更新@敗
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【名前】 異端の術式 【読み方】 いたんのじゅつしき 【詳細】 ガリレオが使用する術式。 天体の運行を再現する術式で、 天動説 と 地動説 の二種類が確認されている。 何故「異端」とされているのかは不明だが、 おそらく歴史再現上、教皇インノケンティウスがガリレオの地動説を支持していないためと考えられる。 ただし、当時の旧派の教義では天動説の世界観が採用されていたため、厳密には地動説のみが異端となるはずである。 実際、ガリレオは地動説を使うたびに「否定証書」なるものを提出しているらしい。 天動説と地動説は、いわば対の概念で、天を日月や星々が巡る限り、どちらかの説が正統でもう一方は異端となる関係にある。 さらに考察するならばそれを両立しているこの術式こそが「異端」と言われる所以なのかも……しれない。
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99 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 51 55 ID RYekf+Jw 柔らかい布団で寝たはずなのに、妙に体が痛い。 それが僕の起床時に抱いた最初の感想である。 左右から挟まれていたから、寝返りが取れなかったのだろう。 体を起こすと、香草さんも同様に体を起こした。僕のせいで起こしちゃったのか、それともまた起きていて僕が起きるのを待っていたのか。後者だったら理由が聞きたくもあるけど、僕の思い上がりだったら嫌だから聞くに聞けない。 「おはよう」 目をこすっていると、香草さんから笑顔で言われた。こういうのも、中々悪い気はしない。 「おはよう、香草さん」 僕がそう返すと、香草さんの笑みは一層明るくなった。 ポポはまだ寝ているみたいだ。そりゃ、ポポは香草さんの甘い香りを嗅いでいるんだから、香草さんと同様に起きれないのは無理もない。 確か草ポケモンの出す甘い香りには精神安定作用があるんだったっけ。その精神安定作用が香草さん自身にも作用してくれるとありがたいんだけど。 それとも、すでに作用しているのかな。そういえば昨日今日と、以前より態度は柔和だし。でもそう考えても進化前の態度の変化の説明がつかないしなあ。ダメだ、わかんないや。 こんな物思いに耽っている間も、やたら香草さんの視線を感じる。どうして彼女は行動せずに僕のことをじっと見てくるのだろうか。 僕の寝起きの顔はそんなに間抜けなのかな。 そんなことを考えながら、僕はポケギアで今がやはり早朝だということを確認すると、ポポをまたいでベッドを降りた。 「どこ行くの?」 「風呂に行こうと思って。洗濯もしたいし」 「私も行く」 そう言われて思わずドキリとしてしまった。風呂は別に混浴じゃないし、彼女は単に自分も行こうと思っていただけなのかもしれないのに。 でも、可愛い女の子にこんな言われ方したら、つい反応してしまうのが、悲しい男の性って奴だ。 二人で廊下を歩く。香草さんは僕の半歩後ろをついてくる。 無言がやけに気まずい。といっても、僕が勝手に意識してしまっているだけなんだろうけど。前はこんなことなかったのになあ。 ……というか、香草さんのほうからうるさいほど話しかけてきたから無言になることがなかっただけのような。 僕が何か話さなければと迷っているうちに浴場についてしまった。「じゃあここで」と言って香草さんと別れ、男湯のほうに進む。 洗濯物を備え付けの洗濯機に叩き込み、稼動させるとさっさと風呂に向かった。 まだ早いというのに、風呂には数人の男がいた。いや、逆にこの時間を有効活用しようとすると、必然的に風呂という選択肢を選ぶことになるのか。 そりゃ寝ることはどこでも出来るけど、風呂に入るのはどこでもってわけにはいかないからな。出発前にひとっ風呂、というわけか。 100 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 52 45 ID RYekf+Jw 体を流すと、湯船に浸かった。はあ、気持ちいい。体の凝りがほぐされていく。 風呂に浸かっている間、風呂にいた男達と世間話や近況報告などをした。ここにいた人は全員もう全国の旅に出発している組だった。 やっぱり時間を効率的に使おうという意識のある人たちは歩みが速いのか。噂や話を考慮すると、僕たちは割りと先頭のほうにいるらしいし。 僕は石英高原に一番乗りすることに興味はないから――早く着くことが選考基準になる職もあるから、人によっては殿堂入りよりも早く着くことに気合を入れているらしい。 通称最速組と呼ばれている。ちなみに僕のような殿堂入りを目指しているのは殿堂組と呼ばれる――、とりあえずそこまでせかせかする必要はなさそうだ。 僕はしばらくぼんやりと風呂を堪能した後、浴場の前まで出て行くと、香草さんが立っていた。 「ど、どうしたの?」 僕はおずおずと香草さんに問う。 「勝手にゴールドがどこかに行かないように、見張ってたのよ」 「見張ってたって……」 「だって、あの赤毛コンビに絡まれたときだって、あなたが勝手にどこかにいったのが原因みたいなもんじゃない。あのときはたまたま不審に思った私が後をつけていたからよかったものの……まったく、ゴールドは私がいないとダメなんだから」 誇るように胸を張って香草さんは言った。 不審に思ったって、僕はそんなに信用がないのかなあ。 赤毛コンビ。それはおそらくシルバーとランのことだろう。その言葉を言った香草さんには何の悪意もなかっただろう。でも、その言葉は僕の心に重くのしかかる。 「……どうしたの?」 「え、何が?」 香草さんに尋ねられて、慌てて僕は取り繕う。 「何が? じゃないわよ。今、すごい顔してたわよ。……もしかして、私といるのが嫌……とか」 香草さんは伏せ目がちにそう尋ねてくる。 顔に出てたのか。ダメだなあ、どうしてもアイツが絡むと、つい取り乱してしまう。 僕は香草さんの態度にドキリとし、慌てて否定する。 「ち、違うよ!」 「そ、そうよね! ゴールドが私と一緒にいたくないとか、そんなわけないわよね! ……だとしたら、さっきの表情は何よ」 香草さんは相変わらず伏せ目がちだが、視線をせわしなく左右に走らせている。少し挙動不審のような感じだ。僕の反応から、この話題が聞きにくいものだということを感じ取って、尋ねるのを躊躇しているのだろう。 確かに僕はあまりこのことを聞かれたくない。かといって何も言わないわけにもいかない。僕は言葉を選びながら、なんとか返答を取り繕う。 「……香草さんも分かってると思うけど、僕とアイツには……なんというか……因縁、みたいなものがあるんだよ」 「因縁? 何よそれ」 「う……ん、あまり人には言いたくないというかなんというか……」 やっぱり追求してくるなあ。どうしよう、困ったな。 「ゴールドの分際で私に隠し事する気?」 「分際って……」 香草さんに詰め寄られたじろいでいると、遠くからポポが僕を呼ぶ声が聞こえてきた。しかもどうやら涙声だ。 「ポポ?」 僕は声のしたほうに向き直って香草さんから目をそらしながら、大声でポポを呼んだ。ナイスタイミングだ、ポポ! 通路まで移動して覗き込むと、遠くから涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしたポポがものすごい勢いで突っ込んできた。あれはまさしく電光石火。 101 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 53 43 ID RYekf+Jw 「ゴールドー!」 あまりの剣幕に、僕は思わず半歩下がって壁の影に隠れる。結果、ポポはそのままの勢いで、したたかに壁に全身を打ち付けられた。 「……」 「……」 「……」 なんだろうこの空気は。 全員無言で静止している。 そんなとんでもないシュールな空気は、ポポの泣き声で打ち破られた。 「びどいでずごーるど……なんでよげるでずが……」 ポポの発する文字すべてに濁点がついているようだ。そりゃああの速度でコンクリートの壁に全身強打したらそんな風にもなるよね。 「よしよし、痛かったねー。ごめんねー」 僕はポポを覆うように抱くと、なぜか小さな子供をあやすかのように慰めた。ポポは小さな子供、というほどではない年だろうけど、何故かこの行動が一番適切に思われたからだ。 その後、通りがかる人の奇異の視線と香草さんの視線に晒されながらも、ポポが泣き止むまであやし続けた。 あれだけ強く衝突したのに、ポポに目立った外傷がなかったのが驚きだ。やっぱり華奢に見えても、人間とは根本的に強度が違うんだろうなあ。 「どうしてあんなに慌てて走ってきたのさ」 ポポがとりあえず落ち着いたので、僕は当然の質問をする。すると泣き止んでいたポポの瞳に再び見る見る間に涙が溢れてくる。 「そうです! 起きたらゴールドがいなかったから、ポポをおいていっちゃったんじゃないかと思ったんですぅー」 涙声でそういうと、また僕に抱きついてわんわん泣き出した。 そういうことか。でも、確かにポポに何も告げずにおいていったのは悪いと思うけど、さすがにこれは過剰反応なんじゃないのかなあ。 「ごめんね。今度からはそんなことのないようにするよ」 寝てるときにいちいち起こすのは気が引けそうだなあ。でもとりあえずこう言っとかないと収まりそうにないし。 「そういえば、ポポも風呂入ってきたら?」 と、ここまでいって気がついた。ポポは今きている黒のワンピース以外の服を持っていないじゃないか。……まあ乾くまでの間、ポポには裸でいてもらえばいいか。部屋にいればいいことだし、どのみち羽毛で覆われているので問題はないはずだし。 「香草さん、面倒みてもらえないかな。また行かせて申し訳ないんだけど、ポポ一人だとやっぱり不安だし」 僕がそう頼むと、香草さんは露骨に嫌そうな顔をしていた。しかし、何かに気づいたような顔をしたかと思うと、ポポを僕から引っぺがし、そのまま女湯のほうに引っ張ってった。 ポポが、ゴールドから離れたくないですー、と言ってもがこうが聞く耳無しだ。 「じゃ、じゃあ僕、部屋に戻ってるから」 脱衣所から聞こえてくる彼女達のキャットファイトを聞いていても仕方ない……というかいろんな意味でアレなので、僕は一人洗濯物を持って部屋に戻った。 102 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 54 48 ID RYekf+Jw 荷物の確認と点検をしていると、二人が戻ってきた。ポポは胸から下を覆うようにタオルを巻いている。こんな格好をしたらむしろ目立つんじゃないだろうか。 「それが、ちょっとね……」 香草さんはなにやら言いにくそうにしている。普通に全裸はまずいから、と言えばいいようなものなのに、どうしたんだろう。 「もう部屋に戻ったから脱いでもいいですね?」 ポポはそういうと、香草さんが止めるより早くタオルを解き放った。 見える。 ……見える? 僕がポポと初めてあった時、ポポの胸部や胴部は羽毛で覆われていて素肌は見えなかった。 ところがどうだろう、今は進化の影響か、というか僕は何かあるとすべて進化の影響にしている気がするが、まあなんというか羽毛が以前より格段に薄いというか、 濡れていることもあいまって羽毛の絶対量が減ったのに嵩も減っていて、つまりそのまあ放送できない部分が普通に見えてしまっているというか、 僕の記憶ではパンツは二枚買ったはずなのになんではいてないのというか、パンツはいてない状態というか、パンツはいてない状態というか! ぱんつはいてない状態というか!! でもそもそもこのくらいの年ならかろうじてセーフなのかというか、そもそも僕ポポの年知らないじゃんというか、香草さんの蔦がポポのその放送禁止の部分を覆い隠すとともに僕の目を潰さんと伸びてくるというか、 蔦はやっぱり万能だな、と思いつつも蔦が来ることは分かっていたので蔦を回避できたが、追撃で足を払われ、倒されることで視界をフェードアウトさせられ、僕が地面に頭をぶつけ、 視界が安定するころにはすでにポポの胴部にはタオルが再び巻かれていた。 何が起きたんだ。 脳がパニック状態で、いまいち事態を正確に飲み込めない。 しかし先ほど僕の目に映し出された景色は……。 「忘れなさい!!」 香草さんが僕の頭めがけて放った蔦の一撃を、首を右にずらすことで何とか回避する。 これはきっと僕の頭部に強い衝撃を与えることで直前の記憶を飛ばそうとしているんだろう。ええい、僕がつい最近に頭部に強い衝撃を(香草さんに)加えられたのを忘れたか! そんなしょっちゅう頭打ち付けてたら頭おかしくなっちゃうよ! 「止めるです!」 僕の身の危険を理解したのだろう、ポポが両翼を広げて僕の前に立った。 タオルは巻きなおされたとはいえ、もともと丈が短いので、床に横になった僕のアングルからだときわどい! も、もう少しで見え……見……じゃない! 何を考えているんだ僕は! 香草さんも瞬時にそれを理解らしい。一瞬般若のような恐ろしい表情をしたが、すぐに真剣な表情に変わり、ポポに話しかける。 「バカ! お風呂での打ち合わせ忘れたの!? 大体、私はアンタが何かしなきゃゴールドに危害を加えるつもりはないわよ!」 打ち合わせ? なんだそれは。 しかし当然のことだろうけどポポには何か伝わったらしい、ポポは「そうでした!」というと僕の前からどいた。 きっと香草さんは今にも僕を蔦で縛り付けて僕の頭をぶつけながら床と天井を往復させたいのだろうけど、状況的にそれは厳しいと妥協してくれたらしい。僕が恐る恐る起き上がっても、彼女の蔦は飛んでこなかった。 彼女はといえば、ポポにパンツをはかせている。そうか、もともと換えの下着を風呂まで持ってきていなかったのか。それならばパンツはいていなかったのも納得だ。うん、実に自然なことだ。興奮で若干思考がおかしくなってる気がするけど、それはきっと気のせいだ。 103 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 56 00 ID RYekf+Jw 僕がベッドに腰掛けると、向かい合うように香草さんとポポは並んで反対側のベッドに腰掛けた。胸部の問題もあるので、パンツをはいてもポポのタオルは巻かれたままである。 いや、考えようによってはベッドに腰掛けているためパンツ見放題という普段から考えればボーナスステージのような状況なんだけど、ポポのパンツは香草さんの蔦によって見事に隠されていて、 糸の一本も見えやしない。というか香草さんの蔦って何本まで出るんだ? 「それで、打ち合わせって何なのさ」 僕は先ほど香草さんがポポに言ったことを尋ねる。どうせ碌なことじゃないんだろうけどさ……。 香草さんはいかにも「失敗した!」というような表情をしたが、すぐに気を取り直したのか、僕の目を見ると、半身を前に乗り出した。 「あの赤髪のアホ二人についてよ」 ああ、そのことか。まだ諦めてなかったのか。というか、アイツがただのアホだったら、話はこんなにややこしいことにならず、もっと簡単に解決していただろうに。 「香草さん、さっきも言ったけどさ、僕はそのことをあんまり人に話したくないんだよ」 「人って何よ、私たちはパートナーでしょ? いわば家族みたいなものじゃない! なら隠し事は無しよ!」 うわ、痛いところついてくるなあ。確かに、長い旅をともにし、旅を制覇することのできた人間にとってはパートナーは一生ものの付き合いになることも少なくない。 そういう意味じゃ家族という言葉も、まだ旅に出ていくらも経っていないことを無視すれば、あながち大げさでもない。 「か、家族でも秘密の一つや二つあるしさ……」 僕はそう言いながら、リュックに手を伸ばした。なぜあのプライドの高い香草さんがすんなりとポポを風呂に連れて行って、しかもそこで「打ち合わせ」なんてものをしてきたのか検討がついてしまったからだ。多 分香草さんも、話し合いで何とかなるなんて本気で思っているわけじゃない。いざとなったらポポと二人で僕を取り押さえるつもりなんだろう。ポポの速度はこと取り押さえなんて場面においては恐ろしい。 ただ、やはり実力行使は最後の手段にしたかったのだろう。 「ゴールド、なんでリュックを掴んでるのよ」 香草さんは当然僕の動きに気づいて、半ば咎めるように言ってくる。 「い……いや、手が落ち着かなくてさ」 対する僕はこんな言い訳を取り繕うのが精一杯だ。 「じゃ、じゃあ、手、つないであげるから、リュックは放しなさいよ」 香草さんはわずかに頬を赤らめ、右斜め下あたりを睨みながら手を差し出してくる。 リュックを放させるために手をつなぐ、という発想が普段ならば可愛らしく思えるのだろうけど、今の僕にそんな余裕はない。 「で、でも手は二つあるし……」 「ポポもつなぐですー!」 ポポはそう言って元気よく両翼を挙げた。 まずいぞ。もうすでに戦いは始まっているのか。リュックから手を離し、かつ両手を封じられてしまったら僕に勝機はない。……勝機は最初からないけどさ。 しばらくジリジリと互いを見る。今余計な動きをするわけにはいかない。おそらく香草さんもそう思っていることだろう。となると、ポポが行動不確定分子だな。 が、僕の恐れを知ってか知らずかポポは動かなかった。いや、ポポが動き出す前に、痺れを切らした香草さんが先に動いた、というべきか。 104 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 56 34 ID RYekf+Jw 袖口から僕を拘束しようと数本の蔦が飛び出してくる。 僕は半身を右に振ることでかろうじてそれを回避する。そしてそのまま立ち上がり、出入り口へと加速を開始する。 しかしそのようなことを考えない香草さんではない。蔦が数本、ドアの前を回り込むようにして僕に伸びてくる。ドアから出ようと思えばこの蔦を回避することは不可能だ。 香草さんの蔦の強度は以前コッソリ確かめてある。十得ナイフ程度では到底切断は不可能だ。しっかりとしたサバイバルナイフならば切断も可能だが、一本を切断するほどの時間があれば彼女は僕の両手両足絡めとることができるだろう。 僕はリュックの中に手を突っ込み、煙幕弾を掴んで取り出した。しかし、僕はそれをすぐさま使おうとはしなかった。 「香草さん、落ち着いてよ!」 僕は煙幕弾を二人に見えるようにしながら、香草さんと向き合った。 僕に届く寸でのところで、香草さんの蔦は静止する。 「……なに、それ」 そう言う香草さんの声はぞっとするほど低く、暗い。もし僕が香草さんという人間をまったく知らなかったら、寒気さえしていそうだ。 「煙幕弾。要するに目くらましだよ」 「……それで?」 「話し合いってのはもっと平和的にすべきだよ。香草さん、僕は逃げるってことに関しては、同い年くらいの普通の人間の誰にも負けないっていう自信があるんだ。 ただテレポートを使えるってだけの人間よりも、ね。さすがにテレポートが使えて、僕並みに準備をしている人には適わないと思うけどさ」 「だから、なんだっていうの?」 「だからさ、香草さんが強硬手段に及ぶなら、僕はここから逃げて交番に逃げ込んだっていいんだ。でも、そんな大事にはしたくないんだよ」 「この状況で? ドアの前にある私の蔦が見えないの? 逃げ場は無いわよ」 香草さんは半ばバカにするように言った。 「見えてるよ。ただ、この程度で逃げ場が無いなんて、お笑いだよ。せめて、窓も抑えてから言うべきだ」 対して、僕も挑発的な口調で答える。 「あら、窓までは随分距離があるわよ」 香草さんはそう言いつつも、窓の前まで蔦を伸ばす。 「これで、逃げ場はないわよ」 「いや、まだまだだよ。もしそこを塞がれたら逃げられなくなるんだったら、最初から教えたりはしないよ」 「……ハッタリだわ」 「試してみる? でも、二人とも損をすることにしかならないと思うんだ。僕はやっぱり、殿堂入りしたいしさ」 「そもそも、二対一なのよ?」 「二対一なんてことは問題にならないよ。特にこんな狭い部屋じゃね。混乱したりしたら、ポポのスピードなんかは逆に仇になると思うけど?」 僕のその言葉を最後に、そのまま暫し膠着状態になった。香草さんは僕の実力を測りかねているのだろうし、ポポはさっきも展開についていけてないみたいだから、どうしたらいいのか分からないんだろう。 冷静になって考えれば、そもそも彼女らにとってすればこんな小さなことでこんな大きなリスクを払うこと自体、馬鹿げてる。 105 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 57 12 ID RYekf+Jw 長い沈黙の後、香草さんはゆっくりと蔓を元に戻した。 僕は安心して息を吐く。 「分かってくれて嬉しいよ」 「でも、隠し事はやっぱりダメよ」 香草さんは僕を咎めるように言う。う、確かにそれを言われると弱いんだけれども……。 「うーん……香草さんにだって、僕に知られたくないことの一つや二つくらいあるだろ?」 「ポポは無いですー!」 「はいはい、分かったよ」 そりゃ、ポポは無くても不思議もないけど、香草さんはそうはいかないだろう。 「わ、私だって、ないわよ!」 香草さんはポポに先を越されたせいか、慌ててそう言った。その様子を見て、僕の心にわずかに悪戯心が芽生える。 「ホントに? じゃあとりあえず胸のカップ数教えてよ」 「へ、変態!」 香草さんは僕の思ったとおり、顔を真っ赤にしていい反応をしてくれた。 「カップ数ってなんですか?」 ポポの質問を無視し、僕は一応自分の発言を取り繕う。 「しょうがないじゃないか、答えにくい質問じゃないとダメなんだから」 香草さんはしばらく、自分の身をもじもじとよじっていたが、意を決したかのように、ポツリと呟いた。 「え……」 「え?」 僕は意地の悪い笑みを浮かべながら、香草さんに聞き返した。 「……………………Fよ」 「いや、さすがにそれはない」 「……」 「……」 「Fってなんですか?」 「う、うるさいわね! アンタに胸のことなんか分からないでしょ! 女の子の胸見たことあんの!?」 「さっきポポの胸なら」 「忘れなさいって言ったでしょ!」 「また見たいですか?」 「アンタは黙ってなさい!」 「だって香草さんがちゃんと答えないからだろ!」 「そもそも女の子に面と向かって胸のサイズとか聞いてんじゃないわよ! このド変態!」 「じゃあ僕の過去だって聞かないくれよ!」 「だって、私はあなたの過去を聞いてるんだから、私の過去について聞くべきよ!」 ……一理ある。 「じゃ、じゃあ……恋愛経験、つまり好きな人は誰かとか……」 ……こんな陳腐な質問しか思いつかない自分の貧しい想像力な嫌になる。 「ポポはゴールドが好きですー!」 「はいはい、分かったよ」 「ホントに好きなんです!」 「はいはい、後五年もしたら意味が分かると思うから」 あれ? ポケモンの知能の発達は年齢じゃなくて経験とか進化に依存するんだっけ。 「……わた、私は……」 「私は?」 僕は再び意地の悪い笑みを浮かべながら、香草さんに聞き返した。 「わ………………いないわよ」 「何今の間」 「う、うるさいわね! 特に意味は無いわよ!」 はあ、と僕は一つため息を吐いて続ける。 「大体さ、僕が嘘をつかない保証なんてどこにも無いじゃないか」 「ポポはゴールドを信じてるですー!」 「はいはい、分かったよ」 「私だって、ゴールドを信じてるわよ!」 香草さんは、そんな人の言うどんなことでも鵜呑みに出来るほど純真でも馬鹿でもないと思うんだけどなあ。 「じゃあ言うよ。二人とはただの初対面。会ったこともありませんでした」 106 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 58 25 ID RYekf+Jw 「どうして嘘吐くのよ!」 案の定、彼女は語気も荒く怒鳴ってくる。 「ホントのことだよ。信じてるんじゃなかったの? それに、自分は嘘を吐いておいて、人には本当のことを言ってもらおうだなんて、都合よすぎだよ」 僕も、いくら隠したいとはいえ、よくもいけしゃあしゃあとこんなことを言えたものだ。 香草さんはその言葉を受けて、苦虫を噛み潰したような顔をして僕を睨んでくる。彼女の袖口にはユラユラと蔦が飛び出しかけてきていた。 僕は右手に握られた煙幕弾を握りなおすとともに、左手でベルトに着けられた『怪しい光曳光弾』に手をかける。こんな天井の低い部屋で使ったら、天井に若干の焦げが残るだろうけど、部屋の損傷など、僕の命の損失に比べたら安いもんだ。 「……Aよ」 僕の緊張を知ってか知らずか、香草さんは唐突にそう呟いた。 「え?」 「胸のサイズよ! あなたが言えって言ったんでしょ!」 時間差があったから反応が遅れた。 「え、ああ、Aね」 目で見た映像的にも、多分真実だよね。 「い、いいい言っとくけど、Aって言っても限りなくBに近いAなんだからね! そこを誤解しないでよね!!」 「ご、ごめん」 なぜだから知らないけど、香草さんの剣幕に押されて謝ってしまった。 「じゃあ、アンタもホントのこと言いなさいよ」 「へ?」 呆気にとられていたせいで、一瞬彼女が何を言っているか理解できなかった。 「へ? じゃないわよ! こんなこと聞いといて、ただで済むと思ってたの!?」 「え……いや、半ば香草さんが勝手に言ったというか……」 「いうか?」 香草さんの袖口には、袖を切り裂かんばかりの大量の蔦が殺到していた。ああ、こんなに香草さんが化け物染みて見えたのは初めてです。もうこうなってしまえば、僕はまともに旅を続けるためには全自動平伏装置と化す他になかった。 「はい、言います……」 「もう嘘は吐かないでよね」 「はい……」 というわけで、僕は洗いざらいすべてを話してしまった。嘘を吐こうと思えば吐けたかもしれなかったけど、この状況で嘘を吐けるほど、僕は大胆でも命知らずでもなかった。もっと有体に言えば、僕は臆病なのだ。 「それで、どうしてそんなに話したくなかったの?」 僕の話を聞き終わった香草さんは、まずそう尋ねてきた。ちなみにポポは僕の話の途中で二度寝タイムへと突入していた。 「どうしてって……だってさ、僕がちゃんとアイツの正体に気づいていれば、ランのお父さんも死ななくて済んだし、ランだってさらわれて、こんなことにならずに済んだはずだったんだ」 「考えすぎよ」 香草さんは優しいような、毅然としたような口調でそう言った。 「ごめん、慰めないで欲しい」 僕はたとえ誰が許しても、ランを救い出してシルバーにしかるべき処置を与えるまで、いや、それが叶っても自分を許すつもりはない。失われたものは帰ってこない。慰められると自分の無能さを責められるようで、余計惨めになる。 「……ごめんなさい」 「いや、僕のほうこそ」 また気まずい空気になってしまった。 107 :ぽけもん 黒 緊張と告白 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/19(水) 17 59 01 ID RYekf+Jw 「そういえば朝食まだだったよね。そろそろいい時間だろうから食べに行こうか」 なんとかこの空気を打破しないと。 僕はそう思ってなんとか話題を取り繕う。 「そ、そうね」 香草さんも素直にその流れに乗ってくれた。 「ほら、ポポ、起きて」 ポポを揺すって起こす。 「……んあ…………ね、寝てないですよ! 起きてたです!」 起きたポポは両翼をバタバタとバタつかせながら慌てて自分が起きていたことをアピールする。なんだか微笑ましい。でも左の翼が香草さんにバシバシ当たってるからやめたほうがいいと思うな。 「はいはい、分かったよ。朝ご飯、食べに行こう」 そう言うと僕はポポの手を引いて起こした。香草さんはさっきのポポの行動のせいだと思うが、少しむっとした表情をしている。 洗濯と乾燥の済んだ服を取りに行き、ポポに着せると、そのままポポの手を引いて食堂へ行った。久々にちゃんとした食事にありつくことができたような気がする。 ポポの食事は相変わらず香草さんに手伝ってもらった。つくづく、蔦というものは万能だな、と再確認させられた。
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仕様 root化 日本語環境 その他 メーカー公式ファームウエア コメント 仕様 OS Android 4.2.2 CPU MediaTek MT8389 Cortex-A7 Quad Core 1.2GHz GPU PowerVR SGX 544MP RAM DDR3 1GB 液晶 7.85インチ液晶 1024×768IPS 5点マルチタッチ 視野角 178 wifi IEEE 802.11 b/g/n 2G GSM 850/900/1800/1900MHz 3G WCDMA 850/2100MHz Bluetooth 4.0 内蔵ストレージ 16GB 内蔵カメラ Front camera, 0.3 Megapixels Back camera 2.0 Megapixels スピーカー ステレオ サイズ 200x136x7.5mm / 350g バッテリー 5,200mAh 付属品 USBケーブル、チャージャー インターフェース・搭載ハード MicroSD(32GBまで)、GSM/WCDMA、GPS、FMラジオ、USB2.0 OTG、3.5mmイヤホン、マイクロsim root化 Kingo Android ROOTではroot化出来ませんでした。 V1.0.2_V1 Framaroot を使ってSueperSUをインストールする。 V1.0.3_V1 TPSparky Root4.1.1を使ってSueperSUをインストールする。 http //medue.blog.fc2.com/blog-entry-5.html Framarootのver 1.9.0で"Barahir"を選択してもrootとれました。 日本語環境 初期バージョンV1.0.1_V1では日本語を選べませんが、公式ファームV1.0.2_V1~で選べるようになります。 その他 ONDA V819 3G公式ページ http //www.onda-tablet.com/onda-v819-3g-7-9-inch-quad-core-android-tablet-pc-gps-bluetooth-fm-16gb.html メーカー公式ファームウエア 上記の製品ページから 導入方法 http //iroiro-memo.blogspot.jp/2013/11/onda-v819-3g-root.html コメント 手書きmazec3を使用、液晶の滑らかさはさすがONDAピカイチです。ワイヤレスディスプレーも使用可能だが、これでMHLに対応していれば、言うことなし。アップデートで対応は無理ですか。 - 2014-05-22 12 11 10 V1.0.3_V1来た。何だこのホーム画面は・・・ アップデート方法がSP_Flash_Toolに変更。未root。kingo、Framarootで取得不可。TPSparkyRootで成功。近くまとめます。 - 2013-12-04 21 56 38 バッテリー大きいのに期待したんだけど、けっこうツルツル減ってきますね(^^; - 2013-12-04 21 36 37 GooglePlay初期導入済だったわ。Youtube、Chrome、radiko起動確認。 - 2013-12-04 02 19 34 ちなみに『ハンドストラップケース 360 iPad mini 商品コード:CASE12223』は向こうより1mm程度大きいから入りませんでしたorz - 2013-12-04 02 20 57 sim用の穴はクリップがぴったり。 - 2013-12-02 13 30 12 上↑のやり方で無事ルート化、パッチをあててiijmioで使えてます。画面もきれいで気に入ってます。micro SIMを差込むところがなかなか外れず(専用工具を穴に差し込んでも反応しない)苦労したのが唯一のマイナスです。 - 2013-11-30 15 01 39 そうそう、原道で使ってたmicroSDカードをそのまま差したら壊れてると言われ、フォーマットせざるを得ませんでした。ファイル構造が違うみたいです。 - 2013-11-30 15 12 28 原道が標準SIMだからこっちもかなと思って買ったらMicroSIMだったわ。。性能は満足してるのにこりゃ原道買うしか無いか - 2013-12-04 02 22 34 iijmioを使う場合のパッチの当て方を教えていただけませんか?パッチを当ててもアンテナピクトは立ちますが接続ができません。 - 2014-01-18 15 01 16
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争覇新目録 忍者 逆捻の術 目録 忍秘術・伍 必要気合 必要アイテム ウェイト 効果時間 発動準備 使用場所 戦闘専用 効果 敵単体に攻撃術を使用すると被害を受ける呪詛をつける 特徴 その他情報 これって式が術打ってもダメ食らわないのかな?じゃないと少し不公平な気がするんだが -- これ付けたNが攻撃術を撃つたびに1600ダメ食らってました、でもエロタッチはダメージ出てなかった。対人だとどのくらいだろう? -- 名前 コメント IP 124.154.125.55 TIME "2008-04-02 (水) 13 56 07" REFERER "http //wiki.ohmynobu.net/noltest/index.php?%B5%D5%C7%B1%A4%CE%BD%D1" USER_AGENT "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; Media Center PC 4.0)"
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きのたけで行われた会議の記録場です。 現在のメイン:きのたけ議事録(チャット編) きのたけ議事録(会議所編) チャットログ 1~10000 10001~20000 20001~30000
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メイはガードを崩し難いと思われがちだが、きもい起き攻め(褒め言葉)が意外にも多く、実はガードを崩しやすい方である。 立K起き攻め 投げ無敵が付いている5Kを重ねた起き攻め。ダッシュ慣性をつけて出すのが基本 part 1 そのままガトリングに繋ぐ 固めるときの基本。近S 2D 横FBor縦FB 崩しor固め って感じで使う part 2 暴れ潰し 5HS※・2HS※・ノーキャンセルOHK 等がある ※5HSと2HSは5Kから連続ガードにならないので、暴れてきた相手をCHで取ることが出来る5HSなら、ダストorOHK 2HSなら近Sから縦ループに持っていき、大ダメージを取ろう ダッシュ慣性を付けていることが多いため、投げ暴れには負けてしまう。 5HS・2HSで暴れ潰しに行くときは、5KにJ仕込みするなどして、ダッシュ慣性を消そう OHKは隙がでかいので、多様は禁物 part 3 様子見 JCorHJCをして、相手の出方を伺うパターン。(part 2の対の選択肢?)そのまま低空HSレスティや、HJC即J2HSなどして、崩しor固めに持って行く選択肢もアリ その他起き攻め 表裏二択 ダッシュジャンプをし、即J2HSで表。ディレイJ2HSで裏の選択肢になる多用すると、直ガ 投げを狙われる危険性あり ダッシュジャンプでめくって、バックダッシュからの二択空投げに弱いが、崩し易く、反撃もされ辛い 即J2HSで裏 JHSorJSで表の選択肢と、なる 拍手起き攻め FRC無しの場合拍手をガードさせてそこから固めor崩しに持って行くのが基本 選択肢としては、2K・OHK・5HS・ダスト先端等がある OHKの場合、拍手を出さずに生で狙うパターンと、ガードさせた後に狙うパターンがある FRC有りの場合ダスト二択が基本となる 足払い持続重ね ガードさせれば、そのまま固めて、当たったら、2P拾いから縦ループ 中下段二択 生で2KかHSレスティFRCを重ねるパターンと、J2HSからの二択になるダスト二択もできるが、昇竜持ちのキャラには効果薄+バクステがほぼ安定してしまうたまお勧めできない JS重ね JSの詐欺飛びアクセルの弁天や、ロボの昇竜に重ねるのは難しく、ロボの場合透かしても青フォローが聞くので、打たないのが上策 空中ダッシュJS詐欺重ねJSの硬直が5Fと短いのを利用。HS縦〆後に狙うのが基本 FD仕込みJHS(ガード方向にレバーを入れておき、P+HS同時押し)をガトリングで出しておく 画面端だと、バクステ>投げ に弱いのが弱点か F式重ねるタイミングが難しく一部キャラのリバサに対応できなくなるが見えない中段として使える 背の高いキャラにはかなり有効 レシピはF式 生OHK 立ちK重ねを多めに見せておけば、相手が固まり始めるので、そのままOHK梅喧には特に有効 ガンダッシュOHK(バクステ狩りに出すのもあり)・2Dの持続を重ねずOHK・投げ間合い外でOHK等がある HS横イルカ裏回り HS横イルカでダウン中の相手の裏に回って着地と同時に相手が起き上がるようにする起き攻め。今作のHS横イルカの若干の仕様変更でできるようになった。S横イルカではできません 一番の理想は相手が起き上がるタイミングが着地立Kが重なるようなタイミング。S縦を出す場合はもっとはやくて良い。 リバサされ難くなる。 主に縦イルカでダウン奪ったときが狙い。 着地後の選択2Kor2P等。当然振り向き重ねになると相手はレバーどちらでもガード可能なので若干遅らせる工夫もあるとよい。 OHK。固まる相手に有効。 縦S(青>JHSセットが基本)。めくり+中段。 立K重ね起き攻め 地上レスティブ青スタンプめくり 離れてダウンしてる相手に対してレスティブ青で頭上まで駆け巡り、スタンプブレーキで背後を攻撃するめくり。スタンプが重ならないタイミングで出すことで完全なめくりとなる(あまり重なることは無いと思われるが)。 動作が速く、離れてる位置からの急なめくりのため非常に見切られにくく、めくりなのでバクステ&リバサされにくいうえにジャンプしようとしてるとこにも引っ掛るのでとても強力。 しかし青を失敗したときの危険率は必至。青に自信がないなら要練習。失敗したら方向転換を相手に当ててとりあえずロマキャン。 距離によってスタンプのタイミングを変える必要があるが慣れればどうってことはない。結構遠い場合は一瞬ダッシュ地レスティブで臨機応変。 相手立ち状態だとスタンプの加速始めがHITする関係上、HIT後は立or屈Pが安定。空中HITしたらそのままイルカループ これの応用で ガトリング(ガード)>地レスティブ青>スタンプ でも同じようにめくりができる。これもなかなか強力。 縦イルカすかし下段 起き上がりに縦イルカをぎりぎり重ならずに着地するようにし、重ねると見せかけ立ガードを誘い下段で崩すすかし下段。相手によっては強力性は高いが、リバサやバクステ、ガード入力投げには弱め。 縦イルカを余裕もってだすため、リバサされやすい。その場合は逆にガードしてあげよう。 相手の裏に回るように縦イルカをだせば、リバサ&バクステもされにくくなり強力性向上。
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Amazon Kindle 3G 米国Amazon社製Kindle。 3G SIMカードを内蔵しており、どこからでも書籍を購入できる。 通信費は無料。 スペック 製造 Amazon 詳細 日本語対応 日本語書籍も販売されているが、画像でフォントは内蔵されていない。 フォント内蔵PDFでの日本語は表示可能。 Tips 外部リンク Kindle 3G
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【検索用 はんはもの 登録タグ VOCALOID あめのむらくもP は 初音ミク 曲 曲は】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:あめのむらくもP 作曲:あめのむらくもP 編曲:あめのむらくもP 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『はんぱもの』 あめのむらくもPの21作目。 歌詞 (piaproより転載) 泣いたっていいさって言われるほど 涙を堪えたこともなく 応援ソングの対象外 ああ 人間は憎たらしい そんでもって時々憎たらしい あの頃 無茶したなんてさ ああ言える気がしないな 桐の箱ん中 大事に自分を仕舞っている ああ 殊更に 言葉は残酷で 良い人だってたくさん出会ってきたのに 思い出すのは嫌な人の顔 あなたと出会って全てが変わった みたいな話も特になく 合縁奇縁の対象外 ああ晴天は憎たらしい あまりの青さが憎たらしい 一難留まり一難 ああ捌ききれないや 悔しさのバネ 一晩眠れば錆びている ああ 殊更に 心は難解で 良いことだってたくさん紛れてんのに 探し出すのはつまらない過去 大人は汚いって言いたいけど 私も綺麗な訳もなく 多感になる程 燃料ない ああ 運命は突き放す そのくせ時々肩を貸す ああ 殊更に心はわがままで ケーキ店のショーケース見つめた先 映り込むのは つまらない顔 世の中不公平って嘆きたいけど 得せずやってきた訳もなく 同情買うには損が足りない ああ 人間はみな友さ そう思えるまであと何年? まだ 人間は憎たらしい ひょっとして時々 愛くるしい? コメント 名前 コメント
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劇場版ドラえもん「ドラえもん、ノビタの宇宙創世記 前編」 いつもの空き地で、その二人は対峙していた。 のびた「ドラえもんを放せよスネオ」 スネオ「嫌だね、ほら、喋れよ狸」 スネオは足で踏み潰すようにドラえもんの頭部を踏みつけた ドラえもん「のびた君・・・逃げて・・・」 そこには顔だけになったドラえもんが居た。 スネオ「アハハッ笑えるだろ?こいつ顔だけでも喋ることが出来るんだぜ?」 のびた「スネオ、君はきっと悪い病気か何かにかかっているんだもうやめるんだ」 スネオ「嫌だね、こいつをぶっ壊したら次はノビタ、お前の番だ」 のびた「スネオ…」 のびたは何でこんなことになってしまったのか 今でもよく分からない ここに、あまりにも過激な内容の為封印された幻のストーリーがある タイトルは 劇場版ドラえもん「ドラえもん、ノビタの宇宙創世記」 その日、野比家に忍び込む一人の少年が居た。 少年はしっていた。今はのびたの部屋には誰もいないということを スネオ「良し、今の内だ。ヘヘヘ、僕は賢いなあ本当に」 スネオは笑って、タイムマシンにその体を滑り込ませた。 そこで少年スネオは未来を見た。 中学、何の取り得もない僕は、お金を使って新しく出来た友達の気を引く。 高校、あまり可愛くはない彼女が出来る。 それでも僕は執心の様子、大好きだったみたいだ。 でも、金を有るだけ注ぎ込んだ挙句、振られる。 大学、金を使ってそこそこの大学に入る。 また彼女が出来る。外車を乗り回せばモテるんだ男って。 知らなかった。 卒業後、父の世話を受けて就職。 それなりに幸せな家庭を築き、 息子が産まれ、孫が誕生し、 そして、それなりに人を集めた葬儀で、僕は死ぬ。 スネオは悩んだ。 僕は何で、アイツに生まれなかったのかな。 僕には何でドラえもんがいない。 僕には。。。お金しかない。 それも与えられたもので、他には何も無い。何もないんだ。 金を除いてあいつは全てが揃っている。人望、将来、嫁。 憎たらしい、僕は憎くてたまらない・・・。 奪ってやる、あいつの全てをこの僕が・・・。 スネオは未来から帰ると、そのまま押入れへと向かい、 中からスペアポケットを取り出すと、 もしもボックスを取り出し、こう言った。 スネオ「もしも、僕が……僕の思い通りの世界になったらっっ」 ジリリリリ。ベルが鳴る。 「これで・・・・僕は神様だ」 ドラ「スネオ君は何処に行ったんだろうね?」 のびた「さあ、家にも居なかったから、 そんなことよりジャイアン何かイライラしてない?」 しずか「おばさんと喧嘩して飛び出してきたみたいなのよ」 ドラ「あらら、後が怖いぞ」 のびた「とばっちりを受ける前に退散しようか」 ジャイアン「おい、のびた・・・・」 のびた「ほら来た。な……なあにジャイア――」 その声を遮って、 突然出来た空間からタイムパトロールが現れた 一同「た・タイムパトロールっっ」 タイムパトロールの男A「見つけたぞ・・・・おいガキども、時間が無いから良く聞けよ」 ジャイアン「なんだなんだよ、突然やってきて――ええっ」 Aはジャイアンに突然光線銃をつきつけた。 A「黙れ・・・クソガキ・・・」 A「一度しか言わないから良く聞け貴様らっっ 今、我がタイムパトロールは未来に発生した 凶悪な事件によってその機能を停止させている。 よって未来の道具を過去で悪用されたとしても 何の措置も取ることが出来ない。タイムマシンもその機能を停止している」 ドラ「ええっそれは大変だ・・・未来は・・・未来はどうなって・・」 A「お前に心配されることはない。未来は未来で片付ける。 だが、問題はお前らのいるこの時代のことだ」 ドラ「ど、どういうことですか?」 A「お前らの現在はこれから一種のパラレルワールドとなった。 平行世界、今我々のいる世界にはもう戻れない。 修正はきかない・・・この時代の不始末はお前らが責任を取れ」 ドラ「あの・・・言っていることの意味が・・・」 A「お前らのお友達がやらかしたんだよ・・・・ 骨皮スネオ・・・よく知っているだろう? 今現在から彼が犯すその犯罪は国家反逆罪等 十四もの凶悪犯罪のデパートさ。」 しずか「そ、そんな・・・」 のびた「スネオが??嘘だ?」 A「これは最期通告である。最悪の結末を防ぐ為に自ら犯した罪は自ら償え」 のびた「ぐ、具体的に、どうなるのこれから?」 A「それは身をもって知れ、とにかくお前らがやるべきことは骨皮スネオを殺し、 奴の持っているもしもボックスを奪うこと、そして世界を良い方向へと導くことだ」 のびた「言っている意味が分からないよ、もっと詳しく」 A「そんなことより、未来では既にセワシがその罪を問われようとしている…そっちのポンコツと一緒にな」 ジャイアン「何だって?」 A「道具使用のキチンとした管理監督を怠るとは…それでも貴様生活改善型だと言えるのかっ」 ドラ「す・・・すいません」 のびた「ドラ・・・えもん?」 しずか「ドラちゃん?」 A「まったく稀に見るポンコツだ。他のロボットと違って貴様は青いしな」 のびた「うるさいっっドラえもんの悪口を言うな」 A「黙れっっ」 Aはのびたの頬に平手を一発見舞った。 のびた「イタっ」 ジャイアン「おい何すんだよおっさん」 A「ここまできてまだ理解出来ないのか? ガキのおままごとはもう終わったんだよ・・・」 A「自立二足歩行型ロボR-TT102222023番」 ドラ「は、はい」 ドラえもんは不細工な起立をした。 A「遵法精神、二番。唱和しろ」 ドラ「は、はい。遵法精神五番、僕達・・・ いえ私達、生活改善を目的とする自律二足歩行型ロボットは 強力な道具を使うに際し、常に最善の注意を払うことっっ」 A「キチンと覚えているじゃないか・・・ポンコツ・・・」 ジャイアン「さっきから何なんだよ」 A「うるさいぞ。どうせお前らの世界はお仕舞いだ。 此処で貴様らガキどもを腹立ち紛れに殺したとしても 誰も分かりやしないんだからな・・・言葉使いに注意しろ・・・」 Aは光線銃で狙いをつけるようにして言った。 A「このポンコツとお前の友人の手によって世界が狂うんだぞ・・・ その重みを友人を殺すことで贖え。健闘は祈らない。 俺は責務は果たしたからな。精々あがくんだな」 Aはそう言い残し、去っていった。 のびた「ド・・・ドラえもん」 ドラ「ハハハ、情けないところを見せちゃったね、 多分タイムパトロールの人達も 今大変なことになっていて余裕が無いんだろうね・・・」 しずか「ドラちゃん・・・」 ドラえもん「君に職業的な側面を知られることだけは 僕は避けたかったんだけど・・・」 ドラえもんはそう言うと、寂しそうに笑った。 のびた「な、何を言ってるのさ。 ドラえもんはドラえもんだよ。変わらないよ。 それに単に仕事だから……僕と付き合って――」 ドラえもん「そんなわけない、 僕はそんな感情を抱いたことは一度だってない」 のびた「分かってるよドラえもん、僕ら友達、いや親友だろ」 ドラ「ノビタ君・・・ううう・・・・」 ドラえもんは目に涙を溜めた。 ジャイアン「それにしてもよ・・・・ スネオが・・・犯罪者って本当かよ・・・」 しずか「殺せって・・・そんなこと出来るはずないわ」 ドラえもん「タイムパトロールはこの世界の全てを管轄する 警察機構なんだ。恐らく過去に戻ってやり直しが出来ない今、 未来を回避する手段が無いから・・・そんな過激なことを・・」 のびた「僕は絶対に認めないぞ。 スネオはきっと誰かに騙されているんだ。 だってドラえもん、あのスネオだよ。僕らの親友のあのスネオなんだよ」 ドラ「ノビタ君」 のびた「まだ、大丈夫だよ。 スネオから道具を取り戻せば。 その後で、話し合おうよ。皆で怒って、それで謝ったら・・・ 許してあげようよ」 ドラ「そうだね…その通りだ・・・分かった」 しかし、ドラえもんはコトがそう単純でないことに気がついていた あのタイムパトロールが匙を投げ、観測された未来が酷いものならば、 まず間違いなく、大惨事が待っている・・・ でも彼はそれをこの時、のびたに伝えることはしなかった―― とりあえず、道具の入手経路と思われる野比家へと戻る道中。 一同は不思議なことに気がついた。 しずか「静かね・・・」 ジャイアン「人がいなくなったみたいだ・・・」 ドラ「まさか・・・もう何かしらの事態が起きているのかもしれない」 のびた「急ごう・・・」 野比家―― 家中に放り出された道具が散乱し、のびたは押入れで一通の手紙を見つけた。 少し時を前に戻し、タイムパトロールと一同が会っている間、 スネオは一人スペアポケットのなかから ドラえもんに気づかれぬようにそっと道具類を運び出していた。 スネオ「ったく何だいこれ?ガラクタばっかいれやがって」 スネオは沢山ある道具を取り出し、放り投げていった スネオ「ええと・・・あったあったこれも危ないや」 それはウソ800だった。 喋ったことがウソになるという、 あのドラえもんを未来から呼び戻した。 ある意味伝説の道具の一つである。 スネオ「ったくつくづく馬鹿が多いよなあ、 こんな宇宙の理から外れたもん普通に持ち歩きやがって それでいて何とも思わないんだから」 続いて漁っていく中でスネオが手を止めたもの・・・ スネオ「これは…これも最強の道具の一つだけど、 面白い、これは置いておこう」 スネオは地球破壊爆弾をそっとその場に置いた。 スネオからの手紙の内容は以下のものだった。 ようのびた。 気づいたか知らないけれど、 ある人達を除いてはもうすでに皆この世にはいないよ。 もし、世界を元に戻したかったら 僕と勝負してよ。勝ったらもしもボックスで元に戻せば良い まあいまから少し寄り道をしたあとに 空き地へと向かうつもりだから、 そこで君達に会えたら僕は面白くないから色々と提案をするだろうね 道具は好きなのを持ってきて使いなよ。多分意味無いと思うけどね 勘違いしてもらったら困るけれど、 僕はもう以前の僕じゃあないからね。 精々頑張って僕を倒して見せてよ スネオ ジャイアン「あの野郎・・・ふざけやがってっっ」 ジャイアンは怒り狂い、見慣れた道具をいくつか掴むと、 ジャイアン「お仕置きしてくる」 とだけ言い残し、とめるのも聞かずに 野比家を飛び出して行ってしまった。 のびた「ジャイアン・・・一人で行っちゃった・・・早く追いかけないと・・・」 ドラ「でも・・・攻撃系は全部持って行ったみたいだね」 のびた「攻撃系?」 ドラ「ああ、道具には一応分類があるんだ攻撃系、防御系、移動系って具合にね」 しずか「止められるかしら・・・? ドラえもん「ちょっと待って・・・今から道具の整理をするから 二人とも手伝ってくれ・・・」 のびた「でも・・・早く追いかけないと・・・・」 ドラ「今は道具を整理することの方が大事だ・・・ 最悪・・・ジャイアンはもしもボックスが戻れば・・・」 しずか「ドラちゃん・・・」 ドラ「あの人の言ったとおり、未来が確定しているなら、それは滅多なことじゃあ覆らないってことだ・・・僕らが生きていく未来は・・・僕たちで守らなきゃならない・・・」 空き地で、二人は睨み合っていた。 ジャイアン「スネオ、そのもしもボックス。俺に渡せ・・・」 スネオ「嫌だね・・・アハハ」 ジャイアン「痛い目みないとわからないらしいな・・・」 スネオ「残念だけど、こうなってしまった今。 ジャイアンはお呼びじゃないんだよ・・・」 ジャイアン「何だと・・・この野郎っっ」 ジャイアンは取り出した空気砲でスネオを撃った 砲弾は確かにスネオを捉え、命中した。 ジャイアン「へっ少しは反省したか?」 しかし、スネオは傷一つない姿で姿を現した。 スネオ「どうかしたの?」 ジャイアン「ど・・・どうなってる・・・?当たらなかったのか?」 スネオ「さあて・・・ね・・・道具の効果かな?」 ジャイアン「クソっ・・・」 スネオ「アハハハ、果たして僕に勝てるかな?」 スネオは楽しそうに笑った。 ジャイアン「ふざけんなよスネオ、俺が簡単にやられると思うか?」 スネオ「腕力だけのカスが……僕に勝てると思うなよ」 ジャイアン「クソッドカンッドカンッ」 空気の塊はスネオに命中しているはずだが、 ジャイアンにはまるで避けられているように見えた。 実際彼は無傷でゆらゆらと近付いてくる スネオ「ふぅ・・・もういいよ・・・死ね」 スネオがポケットから取り出した 熱線銃を発射したその時、 ジャイアンはポケットから道具を取り出し、 その力をそのままスネオに跳ね返した 激しい光の後、スネオはジャイアンの目前から掻き消えた。 ジャイアン「はは…やった……やったぜーーーーーーーー 吹き飛びやがったざまあみろっっ 俺がジャイアーーーーーーーーーーーーーーンんんっっっ ガキ大将だっっ」 スネオ「中々驚いたよジャイアン… 単細胞の君が、まさか攻撃系だけじゃないとはね?」 ジャイアン「なっっ」 ジャイアンは驚きに手にしていた道具を落とした。 スネオ「それ、見たことある形をしているね、 改良型山彦山か、一応防御系も持っていたか、中々危なかったよ」 ジャイアン「なんだその防御なんとかってのは」 スネオ「僕は未来へ行き、それなりに研究したんだよジャイアン ドラえもんの道具を能力別に分類して呼称しているのさ 最も帰ってきたらタイムマシンは壊れたみたいだけれどね、 僕が君達に道具を残したのはね、 君達がヤル気を見せてくれないと困るからなんだよ 必要な道具は全てこちらが握っているのさ」 ジャイアン「な、何だって・・・?」 スネオ「さて・・・・・・・・・今度は僕の番だね・・・・」 ジャイアン「ま、待て・・・お前なんで怪我ひとつしてないんだ?」 スネオ「ああ、もしもボックスだよ。僕は不老不死で、 傷もつかない体になったのさ」 ジャイアン「な・・・ちょっと待てよ・・・なあ・・・」 ジャイアンは目の前にいる男から発せられる 禍々しい殺気にたじろいだ。 スネオ「命乞いかい?もう遅いよ。 じゃあ行くよ、瞬間的な破壊力はそうでもないものの、 この世の苦しみを全て集めた最強の拷問道具だっ ジャカジャカジャカジャカ・・・・・・・・・・ ジャじゃーン出ました、百苦タイマーっっ」 ジャイアン「な、なんだよそれ」 スネオ「百分間に百の苦しみを与える道具だよ、 素敵だろ、さっセットしなよ」 ジャイアン「だ、誰がそんなこと」 スネオ「するんだ。さあ・・・・・・」 ジャイアン「な・・・体が・・・・」 スネオが強く言うと、 ジャイアンはその言葉の通りにタイマーをセットした。 スネオ「言い忘れていたよ、僕がキチンと思いを込めた 命令には誰も逆らえないんだ」 ジャイアン「なっっ」 スネオ「そう、初めから勝ち目なんて無かったんだよ・・・」 ジャイアン「スネオ・・・この野郎」 ジャイアンがスネオに飛び掛ろうとしたその時・・・・ ジャイアンは何も無いところで転ぶと、足を擦り剥いた。 スネオ「ふぅん・・・一分目は、こんなものか。」 ジャイアン「いてて、おいこの野郎」 ジャイアンはスネオの顔を殴るが、やはり、スネオには傷一つつかない。 スネオ「あーあ・・・いいのかな大事な一分を そんな無駄なことに費やして・・・」 ジャイアン「ハァ・・・ハァ・・・黙れこの・・」 スネオ「二分目・・・」 ジャイアンは土管に顔を打ちつけた・・・ 鼻からおびただしい量の血が流れる。 ジャイアン「イデェッ」 スネオ「因みに補足しておくとね、 この道具は元々修行僧が行という修行を行う為のものなんだ。 一般人なら十分も経てば死んでしまうだろうね」 ジャイアン「な・・・なんだって・・・」 スネオ「それでね、とても残念なお知らせがあってね・・・・ 君、もう助からないんだよ。タイムマシーン壊れてるでしょ? だから君・・・・・・もう絶対に死ぬんだよ」 ジャイアン「なっ嘘をつけこの野郎・・・」 スネオ「残念嘘じゃない。そうだ。お別れをしに行ったらどうだい? 実は最初僕、空き地へ行く前に 君としずかちゃんの家へ行ったんだよ」 ジャイアン「な・・・・」 スネオ「手紙置いて来たんだけれど呼んだ? 関係者だけは僕、生き残らせたんだ。優しいだろう」 ジャイアン「当たり前だ・・・何かしたら承知しねえぞてめえ」 スネオ「どの口が言っているのかな・・・ 三分目が経つよ・・・・」 ジャイアン「クソッ」 ジャイアンは空き地を飛び出した。 彼は母にどうしても伝えなくてはならないことがあった。 彼はその日、留守番を言いつけられ母と喧嘩し、 家を飛び出してきていたのだ。 ジャイアン(謝らなきゃ・・・母ちゃんに謝らなきゃ俺・・・) 電柱が横から倒れ、ジャイアンの体を打った。 それは骨が軋むような痛みだった。 ジャイアン「か・・・かあちゃん・・・」 走り抜けるからだに襲い来る苦難はとても酷いものだった。 体中傷だらけになりながらも、彼は大急ぎで剛田商店へと向かった。 ジャイアンが建物を視界に捉えた時、 百苦タイマーが・・・十分目を刻んだ。 それは一瞬だった。 走り続け強張った筋肉、乳酸のたまった体に それはジャイアンの腹部に突き刺さっていた。 どこから飛んできたのかも分からない尖った木材だった。 ジャイアン「あ・・・ああ・・・」 滴り落ちる血の量が、裂けた腹から飛び出た腸壁が、 もう彼の人生が長くないことを告げていた。 しかし、彼は歩みを止めなかった。 その木材を引き抜くと、吹き出る血も構わず、腹を抑えて、 ただ目前の商店の戸を開いた。 その懐かしい光景に不釣合いな光景があった。 飛びそうになる意識が再び燃え上がった。 ジャイアン「か・・・母ちゃん・・・ジャイ子・・・」 二人はそこで死んでいた。 ともにバラバラに解体され、店の至る所に手、足、胴体と散り、 首だけがレジに並べて置いてあった。 ともに頭が割られ、脳漿が噴出し、 中からぬめぬめとした赤黒い血が顔を染めている。 ジャイアン「スネオ・・・・・・ スネオーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ」 十一分目を数えた時、店は倒壊し、彼の体に降り注いだ。 ドラえもんの話01後編へ